日本の優勝で幕を閉じたE1選手権2025。韓国戦はかなり厳しい戦いでしたが、とにかく優勝できて良かったですね。
今回はそのE1選手権2025出場選手の中から、W杯メンバー入りも狙えると思った選手をJリーグのデータを交えながら独断と偏見で選んでみました。
ゴールキーパーの早川友基は十分狙えそう
早川選手は鹿島アントラーズでレギュラーを掴んだときから、大卒1年目とは思えないほど総合力のある選手だなーと思って見ていました。
Football LABのデータによると、今季セーブ数はリーグで1位のスタッツを残していますし、キックもうまいと思います。中国戦でも的確な判断でシュートを止めたり、チャンスにつながる縦パスを送って攻撃面でも貢献していました。
GKは鈴木彩艶選手が頭一つ抜けてますが、このままの調子を維持できれば、大迫選手や谷選手のポジションに割って入れるかもしれませんね。
センターバックの安藤智哉はチャンスあるかも
安藤選手はJ3の今治でプロデビューし、J2の大分で成長、今季J1のアビスパ福岡に移籍しました。J3→J2→J1と一歩ずつ這い上がってきた26歳で、現在ブレイク中の大型CBです。ネットではヘッドギアを付けてプレーする姿や、顔が富安選手に似ていることが話題になっています。
安藤選手の一番の強みは空中戦の強さ。Football LABのデータによると、今季の自陣空中戦勝利数はリーグ2位となっています(ちなみに1位は同じくE1日本代表でプレーした広島の荒木隼人選手)。E1の韓国戦も空中戦の強さを発揮して、韓国の攻撃を何度も跳ね返していました。また、攻撃面でもチームを助けてくれる印象を持ちました。
W杯の終盤パワープレーで来られた場合など、こういう選手がいると監督も助かるんじゃないかなーと思い、選んでみました。
ウイングバックの相馬勇紀もチャンスあるかも
相馬選手は代表に何度か呼ばれている選手ですが、安定して代表に入ることはできていません。ですが今季は町田ゼルビアで素晴らしいスタッツを叩きだしています。Football LABのデータによると、クロスチャンス力とドリブルチャンス力がリーグトップの数字。
町田ではシャドーのポジションで使われていますが、スタッツと日本代表のやり方を考えると、むしろウイングバックの方が合っていそうな感じがします。E1でもウイングバックで出場し、精度の高いクロスで何度もゴールをアシストしました。
左右どちらもウイングバックができて、シャドーもできる。代表でも貴重な存在になるかもしれませんね。
センターハーフの代表争いは正直厳しいかも
センターハーフのポジションは代表コアメンバーの層が厚すぎて、E1に出ていたメンバーが入れる隙がなさそうに見えました。
ただ、何か尖った特性のある選手がいいコンディションを保てれば、チャンスはあるかもしれません。
個人的にはJリーグのボール奪取力データで高い数字を出しているベテランの稲垣祥選手(名古屋)、若手の田中聡選手(広島)あたりが面白そうです。
シャドーとセンターフォワードの代表争いも正直厳しいかも
シャドーとセンターフォワードのポジションも代表コアメンバーの層が厚すぎて、E1に出ていたメンバーが入れる隙がなさそうに見えました。
ジャーメイン良選手(広島)はE1で5得点を取って結果を残しました。垣田裕暉選手(柏)もチームを助ける動きで優勝に貢献したと思います。ただ、コアメンバーが入ってくれば、このポジションは大激戦区に。W杯までにJリーグで無双するくらいの結果を残すしかないのかなーと思いました。
個人的にはジャーメイン良選手に入ってほしいんですが・・・(モフモフだし)
まとめ
E1選手権2025出場選手の中から、W杯メンバー入りも狙えると思った選手をJリーグのデータを交えながら選んでみました。
- 早川友基→ゴールキーパーのバックアッパーとして招集されるかも?
- 安藤智哉→センターバックのバックアッパーとして招集されるかも?
- 相馬勇紀→ウイングバックのバックアッパーとして招集されるかも?
このメンバーはあくまで私の独断と偏見で選んだだけですので、ご容赦ください。
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